
恋人とのはじめてのお泊り。楽しみなはずなのに、「すっぴん」を見せなくてはならないと思うと気持ちが沈んでしまう……。こんなふうに悩んでいる人、多いのではないでしょうか。
しかし、悩める女性たちはどうしているのか調べてみると、どれも寝化粧コスメを使った対策ばかり。肌に負担をかけないコスメを買い集めるよりも、もっと手軽に、コスパ良く、肌という土台から綺麗になれる方法を知りたいですよね。
そこで今回は、素肌を磨いて土台から綺麗になる方法や、普段から時短できてしまうアートメイクについてお伝えします。アートメイクをすれば、メイク道具がなくてもすっぴん美人になれますよ!
Contents
寝化粧はしない!すっぴんを磨く
まずは、肌という土台を磨いて綺麗にする方法について、スキンケア・食生活・ライフスタイルの3つに分けてお伝えします。
スキンケア編
リムーバーとクレンジングの使い分けで、肌ダメージを小さくする
すっぴんを磨こうと考えた時、お高い美容液や乳液から買う人は多いでしょう。しかし、メイクを落とすクレンジングからスキンケアは始まっているのです。しっかりとメイクを落とせていなければ、良い美容液や乳液を使っていても、効果を十分に発揮できないからです。ですから、自分の肌のタイプに合ったクレンジングを選ぶ必要があります。
洗浄力はシートタイプが最も強く、続いてオイルタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、洗浄力が最も弱いクレンジングがミルクタイプです。洗浄力が強いものはメイクを落としやすいですが、シートタイプは毛穴の中の汚れを取れない、オイルタイプは肌が乾燥して皮脂量が増えるなど、デメリットもあります。
だからといってクリームやミルクタイプを使い、長時間かけてゴシゴシと擦ってしまっては、肌にダメージを与えてしまうのです。
対処法としては、ウォータープルーフのマスカラや落ちにくいティントリップを使った時には、専用のリムーバーで落としましょう。そして、自分の肌のタイプや化粧の濃さでいくつかのクレンジングを使い分けられるとベストですね。
保湿を重ねて、肌に乾燥する隙を与えない
トラブルのない健やかな肌を手に入れるには、保湿がとても大切です。その順番をまずはお伝えしますね。
お風呂上がり、肌が濡れた状態でオイルを塗布し、馴染ませます。馴染ませている間にタオルで身体を拭き、顔のスキンケアが出来る状態にします。次に、時間をかけて化粧水を染み込ませましょう。馴染んだら美容液、乳液なども時間をかけて染み込ませ、終了です。
「保湿」と聞いて乳液だけを想像する人もいますが、化粧水の量にも気をつけてみてください。高いスキンケア商品を少しずつ使っているのならば、少々安い商品でも良いのでたっぷりと使うことをオススメします。
また、たとえば休日など外に出ない時でも、肌が乾燥していると感じたらクリームなどを塗り込みましょう。これらは、有名女優などが取り入れている方法です。
お風呂上がりのスキンケアと、日常的な保湿に共通するポイントは、肌を乾燥させず常に潤っている状態を保つこと。ぜひ取り入れてみてくださいね。
食生活編
水は1日2L!常温でこまめに飲む
人間の体の約60%は水で出来ており、生きる上ではとても大切な要素だとわかります。しかし、水を積極的に飲もうとしている人は、どれくらいいるでしょうか。
美肌が欲しいと思いながらもコーヒーやジュースを飲んでいるとしたら、もったいありません。なぜなら、水をたっぷりと飲むとうつ病になりにくく、デトックス効果により痩せる・美肌になれるなど、多くのメリットを受けられるからです。
それでは、水を飲んですっぴんを磨くために押さえておきたいポイントをお伝えします。
- 1日2L飲む
- お手洗いに行ったら、コップ1杯の水を飲む
- 冷たい水ではなく、常温で飲む
最初のうちは2Lを飲み切ることが難しいと感じるかもしれませんから、「飲み切る」ことではなく「より多くの水分を摂取する」ことを目標にしてみましょう。冷たい水ではなく常温で、こまめに摂取してくださいね。
タンパク質・鉄・ビタミンを積極的に摂る
血となり肉となる、食品。美肌のために食事がいかに重要であるか、あなたならすでにお気づきでしょう。加工食品やジャンクフードばかりを摂取していては、いくらスキンケアに力を入れていても、体の奥から年を取っていきます。
肉体的にも精神的にも健康でいるために、透き通るようなすっぴんを手に入れるために、以下の食品を積極的に摂ってみてください。
● タンパク質・・・豚もも肉、鶏ささみ、牛もも肉、卵、豆腐、納豆
● 鉄・・・豚レバー、鶏レバー、しじみ、あさり、大豆(国産)
● ビタミンA・・・にんじん、かぼちゃ、うなぎ、乳製品
● ビタミンB・・・ナッツ類、大豆、納豆、卵、アボカド
● ビタミンC・・・ブロッコリー、柑橘類、海苔
ライフスタイル編
睡眠を削らない
美肌を作るうえでは、睡眠も欠かせない要素です。しかし、ただ眠れば良いというわけではありません。重要なのは、「適切な睡眠時間」と「質の高さ」。きっちりと8時間眠る必要はありませんが、自分に必要な分の睡眠時間を削ると肌が荒れたり、翌日のパフォーマンスが低下したりする原因になります。
眠る1時間前からスマートフォンやパソコンを見ないなど、ぐっすりと眠れる環境を作り、肌と心の健康を守りましょう。「日が変わる前までに寝る」などのルールを作っておくのもオススメですよ。
枕カバーをこまめに洗濯する
枕カバーを、あなたはどのくらいの頻度で洗っていますか?人間は季節に関係なく寝汗をかきますが、寝汗が染み込んだ枕を何日も放っておくと、雑菌の温床になってしまいます。それが毎日肌に触れれば、ニキビや吹き出物が増えてしまうかもしれません。
ですから、週にこの曜日は洗う、などとルールを設けて定期的に洗濯しましょう。
メイクツールは頻繁に洗う
綺麗になるための道具を清潔に保たなければ、肌トラブルを引き起こしてしまいます。ですので、メイクツールは頻繁に洗ってください。特に肌に密着するスポンジは雑菌が繁殖しやすいため、可能であれば毎日洗うのがベストです。
すっぴん美人を加速させる、アートメイクのススメ
これまでお伝えしてきたことを欠かさず実践していけば、確実に肌は綺麗になっていきます。しかし、スキンケアでは補えない部分があります。それは、眉毛とアイライン、リップの悩みです。
眉毛を抜きすぎて、描かないと恋人に怖がられてしまう。すっぴんの時でも、アイラインだけは描いておきたい。リップの色がくすんできたから、どうにかしてきれいなピンク色を維持したい。
といったお悩みを持っている人もいるでしょう。そんな人にオススメしたいのが、アートメイク。
アートメイクとは専用の針を使って皮膚を染色する医療行為を指し、施術することで色素が薄くなるまでの3~4年ほどは色が残り続けるのです。つまり、お風呂に入っても、すっぴんになっても、理想の眉毛・アイライン・リップを維持できるということ。
寝化粧をしている時は「色がベッドについてしまうかもしれない……」と不安になってしまいますが、アートメイクなら落ちる心配はありませんよ。朝のメイクにかける時間が短縮できるところもいいですよね。
さいごに
寝化粧をしてかわいい寝顔を見せるのも素敵ですが、「化粧が落ちてしまうかも」「肌にダメージがあるかも」と不安を抱きながら恋人との夜を過ごすなんて、もったいありませんよね。
今こそ、スキンケアや生活習慣を見直す良い機会だとは思いませんか。悪い習慣を捨て、自分に本当に必要なものを選び取る勇気こそ、自信の持てる肌を手に入れる上で必要な条件ではないでしょうか。
ぜひ、今回お伝えしたスキンケア方法や、アートメイクに挑戦してみてくださいね。すっぴんに自信が持てれば、さらに楽しい夜を過ごせるはずです。