
すっぴんでも水に濡れても「可愛い」がキープできる、眉毛のアートメイク。「1回やってみると、楽すぎてもう元には戻れない」という声が多数上がっていて、少しずつ挑戦する人が増えています。
しかし、針で色素を入れるというのはなかなか馴染みがないので、実際の施術の痛みや、金額など、イメージがつかないことがたくさんあるかと思います。
そこで今回は、眉毛のアートメイクに関する情報を徹底的に解説します!
「興味はあるけど、よくわからなくて不安」という方は、ぜひご覧ください。
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Contents
1アートメイクってなに?
そもそもアートメイクとは、皮膚の表皮から0.02~0.03ミリの部分に針で色素を入れていく医療行為のことを言います。
皮膚の表面の薄い部分なので、数年経つと新陳代謝の中で、色が薄くなっていきますが、完全に消えることはありません。
最近では、眉毛や、アイライン、唇、乳輪乳頭など様々な部位に色を入れて、理想の状態をキープするためにアートメイクが行われています。
1.1タトゥーとアートメイクはどう違うの?
針で色を入れる、と聞くとタトゥーと同じではないかと感じてしまいますが、タトゥーとアートメイクは手法は同じでも、内容は大きく異なっています。
まず、タトゥーはアートメイクよりもずっと皮膚の深い部分、真皮と呼ばれる深さまで針を刺して、色素を入れていきます。
ですから、アートメイクよりもずっと強い痛みがあり、健康被害が起こるリスクも高いです。一方で、深く色を入れる分、ほぼ半永久的に色が落ちることはありません。
また目的も、タトゥーは装飾を目的として絵柄や文字を入れていきますが、アートメイクの場合は、ナチュラルな自分をよりよく見せることが目的なので、他の人から見ても、アートメイクを入れているかどうかわからないくらい、自然な仕上がりになります。温泉やプールでお断りされることもありません。
1.2実際の施術の流れについて
次に、実際にアートメイクをする際は、どんな流れで施術を行うのか紹介させていただきます。だいたい平均的に、1.5時間〜2時間程度ですべて完了します。
まずは問診票に記入し、医師による診察を受けます。
持病を持っていたり、体が弱っているタイミングでは施術を行うことができないので、はじめに健康状態をチェックします。
アートメイクは医療行為なので、医師の診察を受けずに施術を行うことはできません。
そして次に、カウンセリングで、デザインや施術方法を決めていきます。カウンセリングに来る前に、理想の眉毛の形の写真などをいくつかピックアップしておけると、スムーズに進みます。
理想の形と、自分の顔の特徴や表情筋の動きに合わせて、最適なデザインを決めていき、そのデザインを実現するために最適な施術方法を決めます。
基本的には、メイクで雰囲気を変えられるように、必要最小限のシンプルなデザインにすることをオススメします。
そしていよいよ麻酔クリームを塗って、感覚が薄くなってきたら、施術が開始します。施術自体は15分から1時間以内で終わります。
施術が終わったら、冷やして施術部位を休める時間をとって終了となります。
初回の場合は、色が完全に入りきらなかったり、イメージと違うデザインになってしまう場合がありますので、また2週間後くらいに、2度目の施術を受けるのがオススメです。
2眉毛のアートメイクについて
それではここから、アートメイクの中でも最も人気な眉毛のアートメイクについて解説していきます。
1.1眉毛のアートメイクの種類
まず、眉毛のアートメイクには、3つの種類があります。
一つ目が、パウダーグラデーションという手法です。この手法は、3Dグラデーションや、マイクロピグメンテーションなどと呼ばれており、機械を用いて、グラデーションをつけながらふんわりした眉毛に仕上げていきます。
元来の手法の失敗でありがちだった、べっとりとした海苔のような眉毛になることはなく、ナチュラルにパウダーブロウを施した時のような眉毛をキープすることができます。
パウダーグラデーションの良い点は、毛の薄い部分に多めに色を入れて、自分で描くよりもナチュラルな眉メイクを実現することができます。
一方で、濃く入れすぎると、すっぴんには不自然な眉毛になってしまうので注意が必要です。
パウダーグラデーションにかかる費用は、ウィメンズヘルスクリニック東京の場合、3回で111,240円になります。初回は、1回ではきちんと色が入りきらないことが多く、また、複数回に分けることで、デザインの微調整も行いやすくなりますので、何回かに分けて施術を受ける方が良いでしょう。
二つ目の手法が、マイクロブレーディングと呼ばれる手法で、4D眉などとも呼ばれています。この手法は、技術者が一本一本の眉を描き、毛流れを作ることで、本当に眉毛が生えているかのような仕上がりにすることができます。
非常にナチュラルで、アートメイクを入れたとはわからない仕上がりになる点が特徴ですが、線が薄くなってくると、眉毛の形が崩れて左右非対称になりやすいというデメリットがあります。
このマイクロブレーディングという手法は、メイクをしない男性にオススメの手法です。
こちらのマイクロブレーディングは、金額が122,040円となっており、人の手で描く分少しだけパウダーグラデーションよりも高めの金額になっています。
そして最後が、コンビネーションと呼ばれる手法で、上記のパウダーグラデーションとマイクロブレーディングを組み合わせる施術方法になります。
マイクロブレーディングによって基本的にはナチュラルな眉毛を作りつつ、毛の薄い部分にはパウダーグラデーションを入れることで、左右対称性を長く保ち続けることができます。
立体感や自然体さをキープしながら、色が薄くなってもデザインが崩れることがないといういいとこ取りな手法ですが、レタッチなどを行う際も、2回施術をする必要があるので、少し手間や時間がかかります。
こちらのコンビネーションの場合は、132,840円となっており、3種類の中で最もメリットも大きい分、手間や時間がかかるので費用も上がっています。
以上3つの手法がありますが、自分にとって最適な手法をぜひカウンセリングで相談してみてください。
1.2眉毛のアートメイクの注意点
眉毛のアートメイクを行う上での注意点としては、主にデザイン面と衛生面のポイントがあります。
まずデザイン面に関しては、流行の太眉や細眉は、数年で変化していくので、できる限りナチュラルに、メイクで雰囲気を変えられる程度のデザインにしておくことをオススメします。
また、施術者との相性もあるので、カウンセリング時に過去の施術事例を写真で見せてもらい、自分のイメージと合っているかどうか確認するようにしましょう。
マイクロブレーディングは特に、施術者のスキルに仕上がりがかかっているので、安心して任せられる人を妥協せず見つける必要があります。
もし担当者の変更を断られたら、他のクリニックを選ぶようにしてください。
そして、衛生面における注意点としては、必ず医療従事者かどうかを事前に確認することを忘れないようにしましょう。
非従事者の場合、衛生的に悪い環境で保管された器具や材料を使われて、施術部位が化膿してしまったり、デザインに失敗しても修正してもらえないなどのトラブルに発展するケースが多数発生しています。
眉毛のアートメイクは痛みが少ないとは言うものの、麻酔クリームをしっかり塗ってから施術する医療行為なので、信頼できるクリニックを探してください。
口コミサイトやSNSでの評判をチェックすると、リアルな評判を見ることができるので安心です。
3眉毛のアートメイク痛みはどれくらい?
ここまで眉毛のアートメイクについて詳細を解説して参りましたが、実際に受けるとなると一番気になるのは、痛みの程度なのではないでしょうか。
でもご安心ください。
アートメイクでは、麻酔を使って施術を行うので、痛みを感じずに施術する環境が整っていますし、特に眉毛は痛みが薄く、ほとんど感じなかったという声も多数上がっています。
眉毛のアートメイクの痛みは、毛抜きで毛を抜く程度の痛みに例えられることが多く、施術後もかさぶたができて違和感があるだけで、大きな痛みを感じることはほとんどありません。
どうしても痛みに弱く、不安が強い人は診察やカウンセリングのタイミングで医師に相談するようにしましょう。クリニックによっては、麻酔の強度を上げてくれたり、痛みを感じたらすぐに施術を中止するなどの配慮をして貰えます。
4まとめ
眉毛のアートメイクは、1度入れてしまえば、あとはレタッチを繰り返すだけで、半永久的に理想の眉毛をキープすることができる、女性にとっても、眉毛の薄さに悩む男性にとっても嬉しい手法です。
毎朝の5分のメイク時間や、眉毛を整えるために必要なコスメ、汗をかいた時のメイク直しなどがすべて不要になります。
ぜひ眉毛にお悩みを抱いている方や、メイクにかかる負担を軽くしたい方は、気軽にクリニックへ相談に訪れてみてはいかがでしょうか。