
一重まぶたでも、アイプチを使って二重にすれば大きくぱっちりとした目元へとチェンジできます。しかし、アイプチとメイクの両方を綺麗に仕上げようとしても、なんだか不自然になってしまうことも多いのではないでしょうか?アイプチやアイメイクにまつわる悩みや失敗は色々とありますが、それにはちゃんと原因があります。まずはうまくいかない理由を見直し、アイプチもアイメイクも失敗せずに綺麗に仕上げるための手順をご紹介します。「ぱっちり目元なんて無理!」と思っている方は必見です。
Contents
アイプチとメイクが綺麗にできないのはなぜ?
せっかくメイクとアイプチを頑張っても、綺麗に仕上がらないと、その日1日のモチベーションにも関わってきます。では、アイプチをしている女性たちはどのようなことで悩んでいるのでしょうか?よくある失敗例からその原因を探り、綺麗に仕上げるための順番を追っていきましょう。
アイプチをする上での悩み
アイプチとアイメイクをしてくっきりした目元を作ろうとした時に、「どちらを先にしたらいいの?」という疑問を抱くと思います。アイプチをした上からアイメイクを施した方が定着しやすい、と考える方もいるでしょう。しかし、その順番だとアイシャドウの粉が二重まぶたの溝に入ってしまい、せっかく作ったラインを消してしまいます。ここでは、アイプチ自体がうまくできないという声の一例をご紹介します
アイプチの失敗例
- アイプチのラインが綺麗に作れず、何度も重ねてしまって汚くなる
- プッシャーにアイプチの液が付着してまぶたにくっついてしまい、二重の線が汚くなる
- まぶたに施したアイプチが浮いたりテカりが出たりして目立つ
- くっきり二重にしたくて、二重ラインの幅を取り過ぎて不自然になる
- 時間が経つと、せっかく作った二重のラインが戻ってしまう
綺麗に仕上がらない原因とは?
アイプチメイクの失敗例から、その原因を探ることができます。まずはメイクの順番ですが、アイメイクを先に施し、その後でアイプチを入れることをおすすめします。アイプチで二重のラインから作り、その後にアイシャドウやマスカラをすると、目を開いたり瞬きをしたり、手で触れたりすることで取れやすくなります。
また、何度も重ねて修正するという方はプッシャーを当てる位置が定まっていないか、むくみや脂肪でまぶたが重たくなって二重のラインがうまく入らないことも考えられます。不自然な仕上がりになるのは、自分の目やまぶたのタイプを把握できていないために、適切な二重の幅を入れられていないことが多いでしょう。まぶたに塗るアイプチの液量が多いと乾燥が遅く、プッシャーについてしまいます。うまくラインを入れても、浮いたりテカりが出たりと、不自然な仕上がりになります。
綺麗に仕上げるには順番が大事
アイプチもアイメイクも綺麗に仕上げてナチュラルなぱっちり目元を手に入れるには、手順ごとの要点を押さえつつ、適切な順番でメイクを施すことです。
アイメイクとアイプチの順番
- ビューラー
- アイシャドウ
- アイライン
- マスカラ
- アイプチ
このメイク手順が基本的な流れで、これをもとに失敗しないアイプチとアイメイクの方法を実践していけば、理想の二重メイクが完成します。
基本となるアイメイク
アイプチメイクを始めるなら、まずは基本となるアイメイクを完成させましょう。見た目にも違和感なく、自然にアイプチを仕上げるためのポイントも一緒に説明していきます。
まぶたの皮脂を取る
メイクを始める前に、皮膚に浮き出ている皮脂をオフしましょう。余分な皮脂や汗などの上にメイクやアイプチをしても定着力が弱く、綺麗に仕上がりません。コットンなどで優しくまぶたを押さえ、下地となる肌の調子を整えましょう。
1、ビューラーをする
ぱっちりとした大きな目を作るなら、最初にまつ毛にビューラーを当ててカールさせます。先に、まつ毛が持ち上がることで、アイメイクでぱっちりとした目元を作る指標になります。
2、アイシャドウを塗る
アイプチメイクをする際には、ブラウン系などなるべく明るめのアイシャドウが良いでしょう。濃い色味のダーク系の上にアイプチをすると、その部分が浮いて見えてしまいます。はじめにアイホール全体にホワイト系のアイシャドウを塗り二重幅にはベージュ系、そして、アイプチを施さない目の際には濃いめのブラウンを塗って引き締めます。クリームタイプのアイシャドウだと粘着力もあり、アイプチが取れにくくなるのでおすすめです。
3、アイラインを引く
アイプチをする前後では、まぶたの広さが違います。アイラインを太く入れてしまうと、アイプチをして二重になった際にそのラインがくっきりと出てしまいます。ここは、目元が強い印象にならないよう、1度目のアイラインで確認し、まつ毛とのすき間を埋めていくように引くとナチュラルに仕上がるでしょう。肌との密着性が高いリキッドアイライナーを使うと、アイプチをした時の色移りが防げます。
4、マスカラを塗る
マスカラはまず目の中央部分のまつ毛に塗り、次に目尻、目頭の順番で塗ります。目尻と目頭は外側に向かうように塗るとまつ毛が扇状に広がり、よりはっきりとした目元になります。
アイプチを仕上げよう
アイメイクが完成したら、いよいよ、アイプチで二重のラインを入れます。アイメイクの魅力を発揮するためにも、失敗しないアイプチの入れ方を解説していきます。
二重ラインの位置・幅を決める
アイプチをする前にどの位置に入れるか・どれくらいの幅にするかを決めましょう。
プッシャーを使ってまぶたを押さえ、自然に見える位置を確認します。この時に二重の幅を広くしてしまうと、仕上がりが不自然になります。
ベストな位置が決まったら、そのラインを覚えておきます。ただ、アイプチに慣れていない方は茶色のアイライナーなどで線を入れると、アイプチが入れやすくなります。
アイプチをムラなく塗る
二重にする線に沿ってアイプチを塗っていきます。この時に塗る液の量が多いと乾くのに時間がかかり、ラインを入れた時にうまく仕上がらないことがあります。余分な液はボトルのふちで切り、薄く均一に塗っていきましょう。
液を乾かす
アイプチが乾く前に目を開けてしまうと、アイシャドウなどのメイクが色移りする可能性があります。液が乾いた後、指で軽く馴染ませればテカりが消えて自然な仕上がりになります。
二重のラインを入れる
最初に決めたラインを確認し、その上に二重を作っていきます。まずは、イメージするラインの中央部分にプッシャーを当て、目頭側に軽く動かしてラインを入れます。そこから目尻のラインに沿ってプッシャーをゆっくりスライドさせて形を決めます。この方法だと、プッシャーにアイプチがくっついて汚れてしまうのを防げます。
下地となるまぶたの調子を整える
アイプチメイクを綺麗に仕上げるための方法をご紹介しましたが、一重まぶたといっても人によって特徴が異なります。まぶたが重たく厚みがあると、アイプチをしても二重のラインが入りにくいことがあります。まぶたのむくみや脂肪を落としてすっきりさせるには、目元のマッサージがおすすめです。保湿クリームや乳液を塗り、人差し指の腹をまぶたに当てます。眉骨に沿って、目頭から眉尻へとまぶたを優しく引っ張り血行を促します。
また、普段から二重ラインのクセをつけておくのも、アイプチメイクを綺麗に仕上げるには効果的でしょう。二重美容液を使うと、同時にまぶたのケアもできるため一石二鳥です。
アイプチメイクの手順をマスターして目元美人になろう!
一重まぶたを二重まぶたにして魅力ある目元へと印象アップさせたいなら、アイプチメイクをする順番が要となります。アイプチにマッチする化粧品を選んでアイメイクをし、自分の目に馴染む二重ラインを決めると、どちらも失敗せずに綺麗に仕上がります。
この方法でアイプチメイクをマスターすれば、アイプチをしていることがバレず、ナチュラルでぱっちりとした目元へと変身することが可能です。