
アイラインのアートメイクをすると、術後にかさぶたができると言われています。目元にかさぶたができると、目立つので気になる方も多いでしょう。そこで、アイラインのアートメイク後のかさぶたの状態と正しい術後の過ごし方についてご紹介します。
Contents
アイラインのアートメイク後の経過
アートメイクの施術をした後、時間が経つと共に施術箇所に変化が現れてきます。術後、施術箇所がどのように変化するのか、その様子を詳しく見ていきましょう。
アートメイク後のアイラインの様子
アイラインのアートメイクをした直後は色が一番濃く、のっぺりとした印象になります。また、施術直後から翌日にかけては腫れも少しあります。しかし、施術から2~3日も経つと腫れは徐々に治まっていくのでそこまで心配する必要はないでしょう。
腫れが治まった後は、皮膚の表面が乾燥して少しつっぱったような感じになります。皮膚が乾燥すると薄いかさぶたができて徐々に剥がれ落ち、かさぶたが完全に取れると色が薄くなって自然な印象のアイラインに仕上がります。
アートメイク後にできるかさぶたの程度は?
アートメイクの施術後にできるかさぶたは、ケガをしたときにできるかさぶたのように分厚い皮で覆われるわけではなく、薄皮が張ったような状態になります。そのため、そこまで目立つようなものではありません。
また、人によっては痒みを伴うこともあります。かさぶたは時間が経つと自然に剥がれていきますので、自分で剥がさないようにしましょう。
アートメイク後にできたかさぶたを剥がしちゃいけない理由
アートメイクをした後にできたかさぶたを無理に剥がすと、色素も一緒に取れてしまい、せっかく施したアートメイクも綺麗に色を定着させることができません。
また、かさぶたを無理に剥がすことで傷が残ってしまう可能性もあります。かさぶたができると剥がしたくなる気持ちは分かりますが、1~2週間もすれば自然と剥がれ落ちますので、施術箇所をむやみに触らないようにしましょう。

かさぶたの期間はどれくらい?ムラになってるけど大丈夫?
アイラインのアートメイクをした後にできるかさぶたについて、もう少し詳しく説明していきます。
アイラインのアートメイク施術後~かさぶたが取れるまで
施術直後~翌日
アイラインの施術直後は、若干腫れることが多いです。特に施術後の翌朝は、浮腫みの影響で腫れがひどくなりやすいです。
そのため、施術の2~3日前は禁酒をする、水分の過剰摂取は控えるなどの心がけをして浮腫みを抑えるようにしましょう。
施術後2~3日
施術をしてから2日ほど経つと腫れはほとんど治まりますが、皮膚の表面が少し乾燥してきてつっぱったような感じになります。そして3日目には完全に乾燥して薄いかさぶたができ、人によっては痒みを感じたり色がムラになったりすることもあります。
しかし、無理にかさぶたを剥がすのはNGなので、痒くても我慢するようにしましょう。
施術後4、5日~1週間
施術から4、5日経過すると、かさぶたが少し剥がれてきます。そして、1週間も経つと完全にかさぶたが剥がれ、色素が定着して完成となります。
施術によってできたかさぶたは、だいたい1~2週間くらいで剥がれ落ちます。かさぶたができることでムラになって見えることもありますが、完全にかさぶたが取れればなくなるのでそこまで問題ではありません。
また、人によってはかさぶたができない場合もありますが、かさぶたができなくても自然と色は薄まっていくので、心配しなくても大丈夫です。
アートメイクについてのおすすめ情報 |
アイラインのアートメイク後の過ごし方
アイラインのアートメイクをした後は、色素が定着するまで1~2週間程度かかります。綺麗な仕上がりにするには、その期間の過ごし方がとても重要になりますので、正しい施術後の過ごし方について見ていきましょう。
アイラインのアートメイク後に注意すべきこと
施術箇所に刺激を与えない
施術後1週間は、施術箇所をゴシゴシ擦らないようにしましょう。特に、メイクを落とすときや洗顔をするときは擦って刺激を与えないようにすることです。
クレンジングや洗顔は施術当日の夜からしても構いませんが、施術箇所に直接石鹸やクレンジング剤がつかないように優しく拭き取って、水かぬるま湯で洗い流して下さい。
また、施術箇所を長時間濡れたままにすると皮膚がふやけてしまうため、洗顔や入浴後はすぐに水分を拭き取るようにしましょう。
コンタクトレンズとつけまつげは控える
コンタクトレンズで目の角膜を傷つける可能性を避けるため、施術後4日ほどは使用を控えましょう。クリニックによっては施術直後から使用可能な場合もありますが、アイラインの施術後は目が腫れるケースが多いため、裸眼で過ごすかメガネの着用をおすすめします。
つけまつげやまつげエクステに関しても、患部からの雑菌の侵入を予防するために施術後10日~14日は着用を控えてください。アートメイクではまつげエクステを外しての施術を推奨していることが多いので、2~3回セットで施術する場合は全ての施術が終わってからのまつげエクステをおすすめします。
もしコンタクトレンズやつけまつげなどを着用して違和感や痛みがあれば、すぐに使用を中止してクリニックに相談しましょう。
血行が良くなる行動は避ける
施術直後から翌日までは患部が腫れるため、長風呂や激しい運動、温泉などの熱いお湯に浸かるのは避けましょう。このような行動を取ると、血行が良くなってさらに腫れがひどくなる可能性があります。
施術後1週間はこのような行動は控え、腫れが一番ひどい施術当日は就寝前に保冷剤などでよく冷やしてから眠りにつくといいです。
スキンケアは控える
化粧水や乳液などのスキンケア商品は、かさぶたが剥がれてくる施術後約1週間は施術箇所には塗らないようにしましょう。
施術箇所の乾燥が気になる場合は、ワセリンや化膿止めの軟膏などで保湿してください。
ピーリングは施術後2ヶ月から使用可能です。ただし、ピーリングは肌のサイクルを早めるため、アートメイクの色素が薄くなる原因になります。アートメイクの持続期間が短くなる恐れがあることに注意してください。

アイラインのアートメイク体験談
実際にアイラインのアートメイクを体験した方は、術後どのような経過をたどったのでしょうか?アイラインのアートメイク施術を受けた方の体験談をご紹介します。
体験者の話をチェックしてみよう
思ったほど薄くならなくて良かったです/20代女性
上瞼と下瞼両方にアイラインのアートメイクをしました。施術直後は、上下共にしっかり色が入っていたので良かったです。
それから3~4日経つと、つけまつ毛の接着剤が剥がれたときのように黒いカスがポロポロ落ちてきて、2~3日くらいその状態が続きました。
かさぶたが剥がれると共に色も若干薄くなりましたが、思ったより薄くならなかったので良かったです。施術から1ヵ月経った頃には、さらに色が落ち着いて自然な感じで顔に馴染むようになりました。
2回目のアイラインを入れました/30代女性
1回入れたアイラインの色が薄くなってきたため、2回目のアイラインを入れてもらいました。施術当日の夜、寝る前に目元を冷やさなかったので、翌日の朝まぶたがすごく腫れていました。
目尻の方が少し痛かったんですが、我慢してそのまま放置してると夕方には腫れも治まって一安心。施術から3日経つと、まぶたの痛みはなくなりましたが、今度は上まぶたの際が痒くなるように…。でも掻くとかさぶたが剥がれてしまうので我慢しました。
施術後4~6日目はかさぶたが剥がれ落ちていき、上まつ毛に薄皮がたくさん絡まってマスカラを塗ったような感じに。施術から1週間経つ頃には、施術直後よりも色が少し薄くなって、まるでリキッドアイラインからペンシルアイラインを引いたような感じになりました。すっぴんにも馴染む自然なアイラインになったので良かったです。
仕上がりに満足しています/20代女性
色が入りやすいということでブラックのアイラインにしたのですが、施術直後は色が濃くて目立ちすぎじゃないかなと少し不安になりました。
まぶたも腫れると聞いていたので心配しましたが、私の場合はちょっと腫れているかな?というくらいでそこまで気になりませんでした。ただ同じクリニックで施術を受けた友人はけこう腫れていたので、人によって個人差があるみたいです。
数日後に腫れは引きましたが、今度はかさぶたができて痒くなってきました。掻いてはいけないとスタッフの方から言われていたので掻かないように我慢。数日後には痒みもかさぶたも取れて、施術直後は色が濃かったアイラインも薄くなっていました。自然な色合いで綺麗なアイラインになり満足しています。
かさぶた期間はきれいな仕上がりのためのガマン期間!
普段のメイクが楽になる、目力が強くなるなどの理由から、アイラインのアートメイクをしてみたい!と興味を抱く方は多いでしょう。しかし、それに伴って気になるのが術後の経過です。
かさぶたがどの程度のものなのか、どれくらいで消えるのかを把握しておくと、安心して施術を受けることができます。人によってかさぶたの程度や痒み・痛みなどの症状は違いますので、正しい処置の仕方を知って綺麗なアイラインを手に入れましょう。

アートメイクについてのおすすめ情報 |