水に濡れても、運動をしても、24時間落ちないアートメイク。そう聞くと、タトゥーのような不自然な眉毛をイメージする方が多いでしょう。しかし、最近では、自眉に近い自然な眉毛に仕上げられるようになっています。今のアートメイクの技術を学ぶと共に、不自然な眉にならないためのポイントをご紹介します。

アートメイクの眉毛は自然な仕上がりにできるのか?

アートメイクの眉毛と言うと、のっぺりした印象の、海苔を貼り付けたような不自然な眉毛をイメージする方もいるでしょう。しかし今のアートメイクなら、パウダーアイブロウで描いたようなふんわりとした眉毛、あるいは本物の眉毛のようにリアルで自然な眉毛に仕上げることができます。それでは、今のアートメイクの特徴を見みていきましょう。

今のアートメイクの眉毛の特徴

そもそもアートメイクには、いくつかの手法があります。「グラデーション」「3Dアートメイク」「4Dアートメイク」の3つです。簡単にご説明すると、グラデーションとは眉の輪郭の内側をパウダー風に塗りつぶす手法、アートメイクは手彫りで1本1本眉毛を描く手法です。

 

そして今のアートメイクの眉毛は、「4Dストローク」のような毛髪をリアルに再現できる施術を採用しています。毛流れまでリアルに再現できるため、まるで自眉のような自然な仕上がりになるのが特徴です。アートメイクでよくある「すっぴんになったときに眉毛だけが浮いてしまう」という問題もなく、近くで見ても違和感がありません。眉毛のないところもまるで毛が生えているかのように仕上がります。

 

また、「パウダーアイブロウ」のように、メイクをしたときのふわっとした眉毛を再現できるグラデーション施術は、施術直後でも、アートメイクをしたと気付かれにくく、美しい美眉を手に入れることができます。

 

アートメイクで使用される色素のカラーバリエーションは、日本人の髪色に似合いやすい黒~ブラウン系のみとなっています。髪をかなり明るく染めている方には向いていませんが、自然で落ち着いた色を好む方にはオススメです。

 

実際の施術例がこちらです。

 

▼施術前

▼施術後

引用元:Dクリニック東京 ウィメンズ(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)

 

▼施術前

▼施術後

引用元:Dクリニック東京 ウィメンズ(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)

 

 

眉毛が薄い、生え方がまばらになっている箇所もしっかり整い、形の綺麗な美しい眉毛に仕上がっています。アップで撮影してもアートメイクだとわからないほどの自然さです

 

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3Dと4Dの違いを詳しく知ろう

では、最近のアートメイクで主流の3Dグラデーションと4Dストロークについて、メリットやデメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

 

メリット

3Dグラデーション・・・

デザインした眉毛のラインの内側を塗りつぶす『面』の手法ですが、昔のアートメイクのようなベタ塗りではありません。眉頭を薄く、眉尻は濃くすることで自然な立体感が出せます。印象としてはパウダーアイブロウでメイクしたような、ふんわりなめらかで綺麗な眉になります。仕事柄毎日メイクをする人や、すっぴんで外出することに抵抗のある人など、メイクの手間を省くことが目的であれば3Dグラデーションが向いています。柔らかい印象を与えるため、どちらかと言うと女性におすすめの手法です。

 

グラデーションはマシン彫りで入れる場合も多く、手彫りよりも痛みを感じる時間が短く済む、というのもポイントです。

 

4Dストローク・・・

眉毛を一本一本描いていく『線』の手法です。実際の眉毛も細い線が集まって面に見えているので、よりリアルな仕上がりが期待できます。間近で見てもどれが本物の毛でどれがアートメイクで描いた毛か分からないので、すっぴんで過ごすことが多い女性や、男性に向いています。女性はメイクをすることが多いのでパウダー風の仕上がりでも違和感がありませんが、キリっとした力強さや頼りがいのある雰囲気を出したい男性は4Dストロークのほうが良いでしょう。

 

昔は、線を細く入れても皮膚の中で広がって滲んでしまうという問題がありましたが、最近では滲みにくい色素が開発され、綺麗なストロークを描くことが可能になりました。4D専用の針もあり、繊細なラインでナチュラルな毛流れを作ることができます。

 

デメリット

3Dグラデーション・・・

アートメイクの色素は23年で徐々に薄くなっていきますが、色素の抜け方にムラがあるとまだらな眉毛になってしまうことがあります。色が薄くなった部分と濃い部分の色を均一にメイクするには手間がかかりますので、まだらに抜けてしまった場合は早めにレタッチすることをおすすめします。

 

また、3Dグラデーションでは一定間隔で色素を注入するため、海苔を貼り付けたような眉になってしまうことが多いです。昔と比べてかなり軽減されてきているものの、施術に失敗すると、すっぴん時でも眉だけ化粧をしているように見え、目立ちます。

 

4Dストローク・・・

グラデーションより色素が定着しにくいため施術回数が必要です。一部の悪質なサロンでは「すぐに消えてしまう」というクレームを防ぐために、本来色素を入れる表皮より深く入れてしまうこともあるようです。前提としてアートメイクでも信頼できるクリニックを選ぶことは大切ですが、受ける側も色を定着させるには数回の施術が必要であると理解しておきましょう。

 

また、4Dストロークは眉毛を1本1本描き足していく施術のため、ほとんど眉毛が生えていない人には向いていません。なぜなら、なじませる眉毛や隠す眉毛がない地肌に線を描いていくと、至近距離で見た際に違和感を与えてしまうからです。そのため、眉頭や眉尻の足りない箇所を部分的に補いたい人におすすめです。

 

併用することでより自然な眉毛になる

以上のように、3Dグラデーションと4Dストロークにはどちらもメリットとデメリットがあるので、併用してデメリットをカバーし合うと、最も自然で綺麗な眉毛に仕上がるでしょう。特にもともと眉毛がない人は、ベースの形を3Dグラデーションで色づけしたあと、ストロークで毛流れを作り立体感を出すと、違和感を軽減できるのでおすすめです。

どこが変わった?アートメイクの今と昔

昔と違って、今のアートメイクは自然な仕上がりにすることができるとご紹介しました。では、今と昔のアートメイクでは具体的にどのような部分が違うのでしょうか?今と昔のアートメイクの違いについてご紹介します。

昔のアートメイクはこうだった

昔のアートメイクは、施術直後からくっきりと色がつき、眉毛だけが濃く目立ってしまうような感じでした。立体感もなく、まるで海苔を貼り付けたかのようにベタッとした見た目になるため、不自然な印象に見えてしまうのが難点でした。また、今のものと使用されている色素が違ったため、時間が経つと共に青っぽく変色してしまい、自然体とは程遠い眉毛になってしまうという問題もあったのです。

今のアートメイクはこうなっている

今のアートメイクは、昔のアートメイクのようにくっきりと濃くなるのではなく、「ぼかし」の技術によってふんわりとしたナチュラルな見た目に仕上げることができます。また、従来よりも色のバリエーションが豊富なので、人それぞれの肌や髪、瞳の色に合わせて馴染む色を選べるようになっています。使用されている色素も昔のものと違うため、年月が経っても変色する心配がありません。また、最近では、「3Dグラデーション法」や「ストローク法」などの技術を用いて、立体感のある眉毛に仕上げることもできます。毛を1本1本丁寧に描いてくれるので、従来のような明らかにアートメイクをしたという感じがなく、自然な眉を作ることができるのです。

 

昔のアートメイクは、「落ちない」「描かなくていい」ということを重視した施術が行われていましたが、今は「いかに自然な見た目になるか」ということが重視されています。そのため、昔のようにとにかくしっかり色を入れるのではなく、自然に見せるための技術というのが確立されたのです。

なぜアートメイクの眉毛は不自然に見える?

今のアートメイクなら自然な眉毛に仕上げられると言っても、いまだにアートメイクで不自然な眉毛になってしまう方もいます。一体なぜ不自然な眉毛に仕上がってしまうのでしょうか?その原因についてみていきましょう。

アートメイクの眉毛が不自然になる原因

・原因① 1回の施術で済ませている

アートメイクは1度の施術でしっかり色を出すのではなく、3回程度に分けて徐々に色を入れていく方法が主流となっています。

そのため、1度の施術で済ませてしまうことにより色が濃くなりすぎる、逆にしっかり色が入らなくて薄くなる、などの問題が起きるのです。

 

また、1度の施術で完成させようとすると、先述の通り「貼り付けた」ような眉になってしまいます。2回、3回と分けて施術を行うことで、色やデザインを微調整したり、違和感のないように描き足したりするのです。ですから、面倒くさがらずに3回程度に分けて染色しましょう。それにより、肌に自然に馴染む眉に仕上げられますよ。

 

・原因② 機械彫りである

アートメイクの施術法には、大きく分けて「手彫り」と「機械彫り」の二つがあります。機械彫りは、マシンが高速に針を動かして一定間隔で色を入れてくれるので、痛みが少なく短時間で施術が終わります。これにより、パウダーで描いたようなふんわりした眉毛に仕上がります。しかし、その反面、どうしても塗りつぶしたような“のっぺり眉“に仕上がってしまうのです。ふんわりした眉毛が好みの方には向いていますが、自然な眉毛にしたい方には不向きです。

 

・原因③ 施術者の技術・経験不足

アートメイクの失敗を経験した方の多くは、医師免許を持たないサロンで施術を受けたというデータがあります。施術者の技術や経験が浅いと、皮膚障害や切り傷、火傷などのトラブルや、感染症やアレルギーを引き起こしてしまうことが多いのです。アートメイクは医療行為であるため、本来なら医師のみが施術を行います。しかし、最近では手軽にできるというイメージがついているからか、儲けるために無免許で施術を行うサロンも増えてきています。そういった背景が、アートメイクの失敗の原因に繋がっています。

 

・原因④ カウンセリングが不十分

カウンセリングは、仕上がりのデザインを決めていく重要な時間です。そのため、カウンセリングが不十分だと、「思っていた仕上がりと違う」「形や色がおかしい」などのトラブルを招きやすいのです。わずか30分程度の施術で数年間の目元が決まってしまうので、少しでも不安を感じたら、後悔しないためにも一度ゆっくり考え直してみましょう。

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自然な仕上がりの眉毛を求めるならココをチェック!

眉毛は顔の印象を決める大事なパーツです。そんな大事な眉毛で失敗したくない!と思うなら、クリニックや施術者選びを慎重に行わなければなりません。より自然な仕上がりの眉毛にするために、チェックすべきクリニックと施術者選びのポイントをご紹介します。

クリニック&施術者選びのポイント

① 2~3回に分けての施術である

1回の施術で済ませようとすると、1度で色を濃く入れてしまうため、不自然な見た目になりがちです。また、最初にくっきり色を入れてしまうと手直しも難しくなります。そのため、クリニックを選ぶときは、2~3回に分けて施術を行ってくれるところを選ぶようにしましょう。2~3回に分けて施術を行うことで、色や形を少しずつ整えながら自然で綺麗な眉毛に仕上げられることができます。

 

② 手彫りでの施術を行っている

自然な眉毛に仕上げるには、手彫りでの施術を行っているクリニックを選ぶといいでしょう。手彫りは機械彫りと違って1本1本丁寧に毛を描き足していくため、毛並みまで綺麗に再現できます。より自眉に近い仕上がりになるので、普段ナチュラルメイクが多い方や男性にもおすすめの施術法です。

 

施術者の経験が豊富

施術者の経験や技術が不十分な場合、施術によって切り傷や火傷などの健康被害が発生する可能性・「形が不揃い」「色がおかしい」などの失敗を招くリスクが高まります。そういった失敗を防ぐためにも経験が豊富で、確かな技術を持った施術者がいるクリニックを選ぶことが大切です。また、今はアートメイク施術を行うサロンや個人経営の人も増えていますが、できれば適切な医療機関を選びましょう。一概には言えませんが、悪徳なビジネスを行う人も多いからです。

 

④ 施術例が好みの仕上がりである

クリニックを選ぶ際は、サイトに掲載されている施術例の写真を見てみるといいでしょう。写真で実際の施術例を見ることで、どのような仕上がりになるのかしっかり確認・それが自分の好みかどうか判断できます。理想通りの眉に仕上げるためにも、アートメイクの施術例をサイトにアップしていてしっかり確認できるクリニックを選びましょう。また、現代にはSNSという消費者のリアルな口コミを知れる便利なツールもあるので、検索してみるのもいいですね。

今のアートメイクは自然なのが当たり前!

今のアートメイクは、昔と比べてかなり技術が進化していることが分かりました。「アートメイク=明らかに描いたような不自然な眉毛」というイメージをお持ちの方もいるでしょうが、今では自然な眉毛に仕上げられるのが当たり前になってきています。クリニックや施術者選びをきちんと行って、アートメイクで美しい“ナチュラル眉”を手に入れましょう。

 

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