
きれいなすっぴんを作るためには、「スキンケアを怠らないこと」が一般的な考えですが、実はその他にも方法はあります。
この記事では、そもそも「すっぴんがきれい」とはどういう状態を指すのか、きれいなすっぴんを作るには具体的に何をすればいいのか、について、正しい手入れ・生活習慣・アートメイクの3つのアプローチでご紹介します。
近々人前ですっぴんになる予定があるけれど自信がない、という方はぜひご一読ください!
Contents
「すっぴんがきれい」の定義って?

すっぴん美人にはどんな特徴があるのでしょうか?すっぴんとなると、生まれ持った目の大きさや鼻の高さはごまかせませんので、肌・眉毛・唇の状態がすっぴんのきれいさを決めていると言えます。
この3つがきれいに見えるためには、以下の要素が関わっています。
肌にトラブルがない
パッと見て分かるニキビやシミ、シワなどの肌トラブルがないことが最低限「きれい」と呼べるレベルだと言えるでしょう。つるりとした質感の肌は若々しく、ハツラツとして見えます。
肌のキメが細かい
洗顔後、水気を拭き取ったこめかみにセロハンテープを貼って剥がす方法で、肉眼でも簡単に肌のキメをチェックできます。剥がしたセロハンテープをグラスなどの透明な背景にかざしてみてください。
網目状の溝がくっきり出て、きれいな三角形がたくさん並んでいればキメが整っています。反対に、溝が浅い、三角形が崩れている場合は肌のキメが乱れている状態です。
肌に潤いがある
肌が潤っているとは、水分と脂分のバランスがとれていて皮膚が柔らかいことを言います。また、唇の皮が剥けていたり、カサついていたりしないことも潤った印象を与えるには大切です。
透明感がある
透明感=色白、という認識をしている方もいますが、白くないと透明感が出ないわけではありません。日本人の黄色っぽい肌や小麦色の肌でも、肌に凹凸がなければ光が反射し、透明感のある印象を与えられます。凹凸のない肌であるためには、上に挙げたように、肌のキメ、潤い、ハリが全て関わってきます。
肌の血色が良い
お風呂上りのようにツヤがあり、頬や唇に血色があると健康的に見えます。ほんのり赤やピンクに上気した赤ちゃんのような肌は思わず触れてみたくなりますよね。
眉毛が生えそろっている
人は無意識のうちに眉毛から表情を読み取っています。そのため、眉毛がないと、コミュニケーションを拒否しているように見え、結果的に相手に怖い印象を与えてしまいます。好感を持ってもらうためにも眉毛は欠かせないパーツです。
すっぴんをきれいにするためにできる手入れ

スキンケアや眉毛の手入れはあまり人から教わる機会がないため、自己流で間違った方法を続けている方も多いのではないでしょうか?
ここからは肌、眉毛、唇の正しい手入れ方法をご紹介します。
肌の手入れ
肌は、紫外線対策、クレンジング、保湿の3つの観点から手入れが必要です。
紫外線対策
基本的な紫外線対策として、日焼け止めは必ず塗りましょう。夏には意識して塗る方も増えますが、紫外線は年間を通して降り注いでいるため、1年中使用するのが望ましいと言えます。
日焼け止めのベタつきに抵抗のある方は、UVカットのファンデーションや化粧下地でも肌を保護するといいでしょう。
また、日焼け止めやUVカットのファンデーションは2~3時間おきに塗りなおすと効果が持続します。ウォータープルーフのものなら1日1~2回の塗り直しで構いません。その他、日傘や帽子、サングラスも併せて使うと紫外線対策に効果的です。
クレンジング
クレンジングは手のひら全体で行うのではなく、目の周りや小鼻などの細かな部分は指先で円を描きながらなじませましょう。目の周りは皮膚が薄いので、力が入り過ぎないように薬指を使います。
隅々まで優しく洗ったら、すすぎ残しのないようぬるま湯で20回すすぎましょう。シャワーで直接流す場合は水圧を弱め、ぬるま湯にすることを忘れずに。
保湿
洗顔後すぐにタオルで押さえるように水気を拭き取ります。化粧水も、時間をあけずにすぐにつけてください。肌に摩擦や刺激を与えず、手のひらに広げて肌に押しあてるようになじませましょう。
小ジワやくすみなど、気になる肌トラブルがある場合は美容液もつけ、最後に乳液やクリームで蓋をします。化粧水、乳液、クリームは、1つ1つがしっかり肌に浸透してから次のものを塗るようにしましょう。
眉毛の手入れ
眉毛は、クレンジングと処理の仕方に注意が必要です。
クレンジング
眉毛を抜けにくくするには、毛流れに逆らわないこと、強くこすらないことがポイントです。眉頭から眉尻に向かってくるくると円を描くように洗いましょう。
処理の仕方
眉毛は毛抜きで抜かずにハサミで短く切るか剃るようにします。抜いてしまうと毛周期が乱れ、育毛の妨げになるためです。
唇の手入れ
唇は、紫外線対策、クレンジング、保湿、血行促進の観点から手入れが必要です。
紫外線対策
唇は日焼け止めをつい忘れてしまいますが、UVカットのリップを使用して紫外線対策をしましょう。
クレンジング
口紅は他の化粧品に比べ落としにくいのでごしごし洗いがちですが、摩擦は色素沈着の原因となるため、強くこすらず優しく洗いましょう。
保湿
室内が乾燥している季節は寝る前にリップを塗ることをおすすめします。また、皮剥けが酷いときは市販の唇パックを使用するか、はちみつやリップを塗ってラップする簡易的なパックも有効です。
血行促進
入浴後、軽く指で唇をタッピングすると血色が良くなります。
すっぴんをきれいにするための生活習慣と食生活

肌をきれいにするためには、外からのケアだけでなく、中からのケアも大切です。ここからは、すっぴんがきれいな方が実践している生活習慣や食生活をご紹介します。
帰宅後すぐにクレンジングを行う
化粧をしている時間が短ければ、肌への負担が少なく済みます。特に化粧をしたまま寝るという行為は、皮脂などの汚れが毛根に溜まり、肌に悪影響を及ぼす他、眉毛が抜けやすくなる原因にもなるため、絶対にやめましょう。
しっかり睡眠を取る
以前は22時~2時が肌のゴールデンタイムと言われ、その時間に睡眠を取っていることが理想とされていましたが、現在では研究が進み、0時~3時がゴールデンタイムだと考えられています。
また、就寝の60~90分前に入浴すると入眠がスムーズになります。運動も快眠に効果的ですが、21時以降の運動はむしろ眠気を遠ざけてしまうため、19時頃から20~30分の運動をするのがベストです。
早起きする
毎日同じ時間に起き、日光を浴びると自律神経が整います。人はストレスを感じると自律神経が乱れ、血行不良などの影響で肌トラブルを引き起こしてしまうため、自律神経を整えることはとても大切です。朝の時間に余裕があれば、肌のお手入れも自然と丁寧になりますよ。
体を温める
体温が低いと顔色が悪く見えるため、できるだけお風呂はシャワーで済ませず湯船に浸かりましょう。毎日湯船に浸かることで血流が改善され、基礎体温の上昇が期待できます。
ただし、温まった血液が体全体に行き渡るのには約20分の時間を要するため、基礎体温を上昇させるには20分以上入浴するようにしましょう。
肌にいい食品を取る
肌にいい食品と言えばビタミン類が有名ですが、その他にも粘膜の生成に役立つ鉄や、コラーゲンを構成するタンパク質も重要です。
以下のような食材を毎日の献立に取り入れて、ハリツヤのある肌を目指しましょう。
- ビタミンE・・・アーモンド、カボチャ、ウナギの蒲焼きなど
- ビタミンC・・・柿、赤ピーマン、ブロッコリーなど
- ビタミンA・・・鶏レバー、卵、マーガリン、バターなど
- ビタミンB2・・・豚レバー、サバ、納豆など
- ビタミンB6・・・鶏むね肉、マグロの赤身、カツオなど
- ビタミンB12・・・アサリ、牛レバー、しじみなど
- 鉄・・・豚レバー、鶏レバー、卵黄、しじみなど
- タンパク質・・・鶏ささみ、イワシの丸干し、パルメザンチーズなど
今すぐきれいなすっぴんを手に入れるならアートメイク!

素肌をきれいにするにはスキンケアや生活習慣の改善が必須で、どうしても時間がかかってしまいます。しかし、美しく整った眉毛や唇の血色の良さはアートメイクで簡単に手に入ります。比較的短期間で理想の眉や唇に仕上げられますし、汗や水で落ちないので、周囲にはすっぴんのように見せることができます。
また、アートメイクを施していると毎日薄化粧で済むため、化粧品やクレンジングによる肌への刺激が少なくなり、結果的に肌や眉、唇の状態も改善しやすくなるのです。旅行の予定が迫っている、確実にきれいな見た目を手に入れたいということであれば、アートメイクを検討してみてはいかがでしょうか。
自分に合った方法ですっぴん美人を目指そう

「すっぴんがきれい」とは何か?きれいなすっぴんになるためにはどうすれば良いのか?についてご紹介してきました。スキンケアなどの手入れ・生活習慣の改善・アートメイク、この3つの方法はそれぞれ、かかる時間やコスト、続けやすさが異なります。それらを考慮して自分に合った方法を見つけましょう。
今回ご紹介した内容は、普段からすっぴんで過ごしたい方や、近々人前ですっぴんになる予定がある方はもちろん、すっぴんが綺麗=化粧ノリが良い、ということになりますから、毎日必ず化粧をしているという方にもおすすめの情報です。ぜひ、すっぴんを磨いて、今より自信を持てる自分に変身してみてくださいね。